ここ数年、自然の中で犬と遊ぶことが一番の楽しみとなった我が家。
今年の冬は、雪の多い場所で本格的な雪遊びに挑戦しました。
雪遊びならお任せの先輩たちからのアドバイスや、実体験からこれは持っていくといいなというものをまとめました。
※今回は東京からの1泊旅行の視点で、必要と思うものを集めてみました。
まずは犬の雪用ウエアを準備!
都内で降った数センチの雪の上を歩くのとは違い、雪深い自然の中で遊ぶには犬たちにもそれなりの準備が必要です。
犬は寒さに強い動物ですが、室内飼育で暮らしその生活に慣れてしまっている犬たちにとって、年に数回程度の雪遊びとなれば、いつもとは別世界。できるだけ快適に過ごせる装備を整えてあげなくてはと感じました。
最も必要な装備は、犬の雪用ウエア。撥水性や防水性を兼ね備えた素材のものを準備しましょう。それほど動かないというシニアの子であっても、体を冷やさないという観点から着せてあげると安心です。雪遊びに犬の服?と思うかもしれません。当初我が家もそんな思いがありましたが、これがなくては雪遊びが始まらないくらい大切な装備だと強く実感しています。
ウエアは、防寒・防水の観点からも必要ですが、雪遊びをすると驚くのが犬に付く雪玉。
特に毛足の長い犬だとあっという間にたくさんの雪玉がくっついてしまいます。
ウエアを着ていなかったら・・と考えるとちょっと怖いくらいです。
この雪玉、無理に引っ張って取ろうとすると被毛が抜けたり、肌を痛めたりする原因になります。
お湯をかけて取るのがベストですが、そこまでの準備ができない場合、またその場でゆっくり対処できない場合、人の手で握りつぶして溶かすことができました!
その後タオルで水分をできるだけ取っておき、着替えと併せて十分な処置をしてあげましょう。
他にもあるとよいもの
そのほかの犬用だけでなく、人用、あると便利なものをご紹介します。
《人用のスノーブーツ》
前回、我が家は準備が間に合わず長靴でした。
一見「濡れないし十分では?」と思えますが、ゴム製の素材ですので保温性がなくどんどん冷えてきます。
そして、口が大きく空いているので上から雪が入ってきてしまうのです。
次回のために、履き口がぴちっとフィットする防水性のあるブーツを準備しました。
《防水・撥水性のある手袋》
雪遊びでなくても冬のお散歩には必須の手袋ですが、軍手などの素材だと雪玉を握りつぶす時にびしょ濡れです。
《タオルを多めに!》
犬の体を拭くのはもちろん、クレート内にはいつもより多めに敷いてあげると水分を吸収してくれるので便利です。
《重宝!IKEAなどのビニール製の大き目ショッピングバッグ》
犬の服や濡れたタオルなど、濡れたまま放り込んでおけて、帰宅後車から降ろす時も、洗濯の時も取り出しやすく便利です。
濡れた長靴を車内に置く場合にもこのバッグが重宝します。
《犬用のパウクリーム》
雪遊び用の犬のブーツもあるのですが、なかなかそこまでの準備はできないですし、普段履き慣れていない靴を慣れない雪の上で履かせるのは難しいかと思います。遊んだ後に怪我がないか、肉球がしもやけになっていないかの確認も兼ねて足裏のチェックとケアを。
最後に
雪遊びは好きな子も苦手な子もいますので、その子ができる範囲を心がけましょう。
また普段とは違う環境で遊びますので、思わぬ疲れが出ていることも考えられます。
人も気分が盛り上がって楽しくなる雪遊びですが、とにかく無理せずに、遊んだあとはいつもよりゆっくり休ませてあげましょう。