保護犬
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犬と共に踏み出す一歩「KIDOGS」 第2回 保護犬 KIDOGS 犬の講師 里見潤
今回は、KIDOGS(キドックス)のプログラムに参加する保護犬をご紹介します。 茨城県土浦にて、現在4頭の保護犬がキドックスに参加しています。 彼らは、人間の様々な事情で飼うことが困難となり、保護団体「CAPIN(キャピン)」に保護されました。 キャピンで保護された犬達は、ボランティアが愛情をもって触れ合い、時間を掛けて世話をしていくことで、新しい家庭に迎えられるために必要な人との信頼関係の土台を築いていきます。 キドックスでは、そんな仔たちの中から自立に悩み他者とのコミュニケーションに難しさを感じている若者たちにとって、それぞれの若者が自らの課題を乗り越えていくために、若者と共にトレーニングすることが適していると判断した犬を選び、キャピンの協力を得て週4日のプログラムを行っています。
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犬と共に踏み出す一歩「KIDOGS」 第1回 KIDOGSの活動と目的 KIDOGS 犬の講師 里見潤
私は、ドッグトレーナーをする傍ら、飼い主に捨てられ保護された犬を一般家庭で暮らすためのトレーニングを通し、引きこもりや就学就労を継続的にできずに悩む若者たちの自立をサポートするNPO法人キドックス(KIDOGS)の活動に参加しています。 NPO法人「キドックス」は、「人と犬」双方の支援に繋がる活動をしたいと考えた当会代表の上山琴美のもとに、犬の専門家など数名が集まり、2013年4月茨城県土浦市にある土地と平屋を借り活動を始めました。
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イヌに教え、教えられ 第1回 犬は今を生きる。
僕は家庭犬のドッグトレーナーをする傍ら、家庭で飼われていたが捨てられ、もしくはブリーダーで繁殖をしていた犬が繁殖ができなくなり放棄され、行き場所が無くなった犬を預かり、新しい家族を見つける活動をしている。保護犬を希望する家族には正式に迎えてもらう前の「お試し飼育」がある。これから10年近くを一緒に暮らしていけるかどうかを判断する大切な2週間です。 お試し飼育が始まると保護犬を迎える家族が気にすることがある。 「前の家族を思い出して寂しがったりしないかな?」「預かってくれていた家族と同じようにできるかな?」「私たちや新しい家に慣れてくれるのかな?」・・・