アメリカ

  1. アメリカの動物事情 第4回 仔犬/仔猫の社会化と、狂犬病と避妊/去勢について

    アメリカでは、犬や猫の問題行動・健康問題は、幼少時の社会化期が大きく影響していると考えられており、わたしの住むメリーランド州をはじめ、ほとんどの州では、生後8週間未満の動物の売買や譲渡は法律で禁止されています。そして社会化を育むためにシェルターではパピークラス(仔犬の保育園)と言う教室が主催されており、ここでは犬同士、他の飼い主とのふれあい、基本のコマンド(おすわり、待て、伏せ)を教えてもらうことができます。

  2. アメリカの動物事情 第3回 アニマルレスキューグループ(動物愛護団体)

    日本と同じように、保健所から収容動物を引き出し、譲渡会やオンラインでの動物の譲渡を目的としている団体で、シェルターとアニマルレスキューとの関係は密接です。 アニマルレスキューは、シェルターや他のレスキュー同士で連動して殺処分ゼロを目指しており、キラーシェルターにとっても、レスキューとの繋がりは動物を救う上で欠かせない存在です。

  3. アメリカの動物事情 第2回 シェルター(保健所)

    キルシェルターと違い、ノー&ローキルシェルターの多くは、人々が足を運びやすく、また収容されている動物たちにとって居心地の良い環境作りが徹底されています。 シェルターでは、収容されている動物の生態に沿って、また、個体の健康状態に合わせて食餌や室内温度、運動量などが管理されています。犬舎は常に清潔を保ち、水やおもちゃ、ベッドが常備されています。

  4. アメリカの動物事情 第1回.アメリカの動物事情

    アメリカには、動物愛護活動(アニマルライツ)に関わるシェルター(保健所)やレスキューグループ(動物愛護団体。以下アニマルレスキュー)が5000以上あると言われています。 アメリカ国内で保健所に収容される犬猫の数は、年間600~800万頭と日本の20倍近い数字ですが、収容動物の95%以上が殺処分されていく日本の現状に比べると、その半数は譲渡され、新しい家族との暮らしを手に入れています。

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