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鳥猟犬をたすけるために

第10回 声よ届け、想いよ届け

    金子理絵 コンパニオンアニマルクラブ市川代表


マイクロチップの導入と訓練が必要

-ペットと人の共生についてはどのように考えていますか。-

 日本では犬との暮らしというのは放し飼いというものはないので家庭の中って決まっていますよね。自分がいろいろ考え、思うのは猫についてですね。外に溢れている猫ちゃんたちにとって、どうしたら安全に一代限りの命を全うできるように暮らしていけるのか。また、そういう猫たちへの理解をどうしたら深められるかなということは常に考えています。

 たとえば、私が住んでいる地域の回覧板に、「野良猫の餌やりは猫がどんどん増えてしまうために禁止です」と書いてありました。ですが、それがもし不妊去勢をするための餌付けであれば、それは誰かがやるしかないことと思います。それをせずに、単に猫が増えている、ゴミをあさる、庭でおしっこや便をすると不満をいう。いつかやめさせたいのなら、一時増えるかもしれないけれど、餌付けをして不妊去勢をして一代限りで終わらせることが必要です。

 ただ、その協力すらもできないという方が多い。資金もださない、餌をあげることもだめ、猫がいることもだめ。すべてにおいてダメダメと言う方に限って、自分の家をあらされるのが嫌なんですよね。きちんと去勢手術をしてあげないと増えていく一方なのに。野良猫が増えないようにしていくこともすごく重要だと思います。一番身近にある問題で、誰でもできること。それは一人が一頭だけ気に掛けて、その子にしっかり不妊去勢をしてから放すということができたらいいなと思います。

 今は助成金制度もよくなっていきているのですが、一人のボランティアが何度もやろうとすると大変です。私は一匹しかできないけど、ということでいいと思います。ただそのかわり、その子の命が終わるまでは餌をあげ続けなければいけないとは思います。一方、ワンちゃんについて言えば、きちんとマイクロチップを入れて、訓練をして欲しい。どの犬にもある程度、問題行動があるじゃないですか、飛びかかってくるとか。小さくても大きくてもやっぱりきっちり訓練をすることですね。

社会問題として認識してほしい

-ペットや動物に関する社会的な課題や、解決について金子さんが感じてらっしゃることはなんでしょうか。-

 やっぱり保護活動は、社会問題を対象にするものなのでボランティアだけが大変な思いをする、個人だけが大変な思いをするというのでは続きません。犬を飼っている人も飼っていない人も、やっぱり現状を知ることからはじめていただきたいと思います。

 サポートをしてくださる会社であったり、行政だったりの協力が必要かなと思います。やっぱりどうしても抱え込みになってしまう。野良犬の保護活動などは社会問題のひとつとしては捉えられていなくて、趣味としてボランティア活動をやっていると捉えられがちです。

 本当は、クリーンアップ大作戦ではありませんが、ゴミ拾いやそういうことと同じボランティア活動です。社会をよりよくしようとする活動の一環なのですが、人が見るときには、犬猫が好きだからということだけで終わらせられてしまうようなボランティア活動と、とらえられがちです。

 個人で抱え込むものではなくて社会問題としてみんなで一人一人が解決していく。それには不幸な命を増やさないこと、つまり不妊去勢をしていく、同じ過ちを繰り返してはいかないこと。それから、ペットショップの生態販売の規制も絶対に必要だと思います。

-それは販売年齢だけではなく、ということでしょうか。-

 要は、販売する会社の裏側で、その繁殖に使う親が高齢である現実もある。しっかりとケアをされていないとか、遺伝病が多いことですよね。ですからそれを断ち切るためにも、やはりどこかで規制をしていかないといけないと思います。今センターにも純血種が山程入るようになってしまっていますから、飼いたいと思う人は予約を待ってでもちゃんとしたブリーダーが繁殖させた犬を予約順に引き取るようなシステムをつくるとよいと思います。

 私は、繁殖者は国家試験制度にすればいいと思っています。それに携わる人達は、もう獣医と同等クラス、もしくは獣医でなければいけないとか。資格がなければ繁殖させてはいけないということにしてしまえばいいと思いますね。

 さっきも電話がありましたが、アメリカン・コッカー・スパニエルの激怒症というのが多くあります。瞬間的に怒ってしまい急に噛みついてくるということがアメリカン・コッカー・スパニエルにすごく多く、今のようなご相談電話も多くなってきているんです。それにも遺伝的な問題があると思うのです。外国の一部ではコッカーの繁殖を中止したり、入国阻止や輸入輸出ができないという規制もあるみたいです。ただ救いたい一心にやるのではなく、そういった海外の流れを踏まえた上で私達も活動していくことが求められているのかなと思います。

-確かにそうですね。こういう細かいところに目がいき届くような政策とか規制作りは携わっている方でないとたぶん無理だなと思います。机の上の政策作りでは難しい。-

 生態販売の禁止というのは様々なサイトでも訴えられていますが、それを書面としてだしたところで、販売業者を許す行政がいるのだから進展はないですよね。行政など上がやはり動物に興味がないと結局本格的には動かない。

 生態販売の禁止となったら業界が困ることは容易に想像できます。でも、そのぐらいのことをしていかないとダメじゃないでしょうか。やっぱり薄利多売が多すぎるから。

 今は、子供がもらうおこづかいでもペットを買えるような世の中になっていますし、24時間営業のペットショップで休む間もない動物たちもいるわけです。なんでも手に入る時代になってしまったこともやはり問題ではあると思います。

 昔のようにこの犬種がとっても愛おしい、飼いたいって、高いお金をだして、外国から輸入してでも買うという気持ちでお買いになる。高くてもしょうがないじゃないですか。本当にかわいくて飼いたいと思うなら、安いお金で買おうとしないと思います。だから昔なんて純血種は本当にいなかったのですから、今センターにあれだけいることが本当におかしいですよね。

 やっぱり生態販売はどこかで規制しないといけないと思います。同じ地域で4つも5つも生態販売している店がある、行徳でも。5分のところに一カ所、こっちに一カ所ここに一カ所、それだけ多くのお店があって、どこのお店が一番安いかで買っているわけですから。ひと地域にこれだけのお店はいらないんですよ。そういうことをやはり考えていかないといけないのではないでしょうか。

-あれば競争しなければならないですしね。-

 2万5千円とか2万円とか、あの値段はなんなのだろうと。あげくの果ては、母犬だった犬に1万円の値札をつけて店の前で販売していました。使った犬ですら、お金に換えるという商売方法が腹立たしいですが、みなさんそれを見ればかわいそうだから、何とかしてあげようという思いから、お金をだして買ってしまう、悪循環が生まれてしまうのです。その子と暮らしたい、その犬種がいいということでお買いになる方は少ないような気がします。いつも売れ残りの話ばかりを聞いてしまうので、「売れ残ってかわいそうだから買っちゃったんです」と、同情から買うんですね。それはあまりよくないと思います。

 何かを変えるなら、かわいそうな時期というのは必ずやってきます。その時に救えない子が山ほどでてきますが、それをある種乗り越えていかないと次の改革ができない。売れ残ったらその子達が死んでしまうというかもしれないけれど、それを売る・買うというのを続けていたら、やめさせることはできないですから、みんなでボイコットしていかないと。そこを考えながら何とかできたらいいなと思います。

マイクロチップの普及を訴えたい

-最後に今後の活動について、金子さんご自身としてどういう方向ですすめていく予定なのか、ご自身の人生を含めてお話いただけますでしょうか。-

 一番近い将来の目標としては、日本の中にある警察署と猟友会にマイクロチップ導入のお願いをするポスターやちらしをお送りして、ご協力をお願いしていきたいなと思います。関東は他にくらべて鳥猟犬が多いと思うんです。地域によってはセッター、ポインターが多かったり、また他の地域ではプロットハウンド、逆にイノシシ猟や鹿猟だったり。種類は違えども猟をする犬というのは囲いの中で生活する犬ではないので、マイクロチップの普及だけは、近い将来一番声を大きくして呼びかけていきたいことです。

声を届け、制度を変えたい

 また、本当に財源的に余裕があり、時間的に余裕があると思ったら、もうちょっとできるなと思ったら、市議会議員になりたいなと思います。

-そうしたら議会に思いを届けられますからね。-

 今すごく頑張ってくださっている先生も地元にはいらっしゃるのですが、でも実際に動物がおかれている現状を知っている先生がいらっしゃらないのです。私は日本全国を変えようなんて思っていないですが、自分が住んでいるこの地域、この千葉県を変えたいんです。本当に住みやすいところにしたいと思っています。そのぐらいいい県だと思います。みどりも多いし、川もあって自然に恵まれている。食べ物も美味しいし、住むのにもいい。海もこんなに近くに見えるなんてとっても贅沢な場所です。

 だけど、そこには必ず、野良犬や野良猫がいる。そんなところには暮らしたくないんです。ずっとこの地元で活動してきていますので、地元から野良猫や野良犬が減り、千葉県の収容頭数を減少させるには、自分が今までで知ってきたことが役に立つのではないかという思いがあります。まだまだ勉強不足ですが、命が終わる前にそれができたらいいなと思いますね。夢のまた夢。

-制度の問題がやはりありますね。-

 自分が先頭をきって、何かをしていくのではなくて、自分がもっている知識や経験を他の周りの先輩や多くの先生に話をして、今、千葉をよくしていこうという人達のお力を借りようと思っています。この方法で少しなんとかなればと思いますね。

-ではこれから楽しみですね。-

 東国原になるぞって、旦那に「おまえがそれをやるなら俺はおまえと別れるぞ」と言われました。それこそPTAと一緒で、改革をしたり、条例を変えたりというのは、本当にその現場を見た人が行政の中に入らない限り、現状を変えられるとは思わないんです。

 

 でも、いずれ私もこうやって動物を連れてきてレスキューをするというのは、年齢的にも無理になる。ですが、最後の最後、自分が燃え尽きてしまうまでは、何かまだ呼びかけていくことがあると思うので、最後の時までやっぱり活動を続けていきたいと考えています。

 

連載 『鳥猟犬をたすけるために
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金子理絵(かねこりえ) コンパニオンアニマルクラブ市川代表 筆者写真

 
平成5年度より、千葉県市川市塩浜護岸沿いの捨て犬(三番瀬の犬達)をレスキュー。 平成20年度より千葉県動物愛護センター登録ボランティアとなりイングリッシュ・セッター、ポインターを主にレスキューをしている。

 職業は、歯科衛生士。

掲載:地元タウン紙に連載記事

コンパニオンアニマルクラブ市川ホームページ:http://cac-ichikawa.com/

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